PROFILE

人生も仕事も楽しく
それが私の原点です

初山崇人(はつやまたかと)
社会保険労務士/Gallup認定コーチ

高校卒業後、地方公務員、会計事務所での企業決算担当者を経て2020年に社会保険労務士として独立。企業での規則整備から従業員説明まで包括して行い、時代に即した労務コンサルティングを行う。2022年よりGallup認定コーチとしてストレングスファインダーを用いた人材開発手法により、エグゼクティブから個人までコーチングを行っている。
待遇だけではない価値観が多様な現代において、業績の向上・従業員エンゲージメントの向上・労務コンプライアンスの共立を信条としている。

Q.社労士を目指したきっかけは何ですか?

地方公務員として働いていた3年目頃、兼務などで月の残業時間が60時間を超える月が続きました。残業代支給は10~20時間分のみで胃炎や逆流性食道炎を患いましたが、そのころの自分はまったく疑問に思わず誇らしいとさえ思っていました。
 翌年、別の部署に異動になったあと残業はなくなり数々の疑問が湧きました。「今までの労働はなんだったのか?」「労働基準法とはなにか?」「法律を守るべき行政機関が全く労働法を守っていないのはなぜか?」「民間はもっと厳しいのか?」これが社労士を目指したきっかけです。

Q.普段どのようなことを心がけて業務にあたっていますか?

社労士が関わる法律である労働関係・社会保険諸法令は遵守しても短期的にわかりやすいメリットや効果が表れるものでありません。表面上は企業の業務的、金銭的な負担が増えたりすることもあるかもしれません。
 しかし、これらの法律を遵守することも市場で競争するための前提条件であるので、関わっていただいている方々には遵守した上で業績を上げてもらう、遵守する価値を感じていただくことを信条としています。

Q.社労士としての自分の強みは何だと思いますか?

社労士としては開業してから就業規則作成や労働環境整備に多く携わってきました。現在はGallup認定コーチとしてストレングスファインダーを用いたコーチングを行っています。
本コーチングはご自身の強みをアセスメントにより可視化し、コーチングによって認識・腹落ちしていただいたうえで現状の経営課題やチームワークへ落とし込む手法です。
 エグゼクティブはもちろんマネージャー・一般の従業員、それらを包括するチーム全体でもご活用いただけます。

Q.社労士やコーチングの導入を検討している企業様へ一言メッセージをお願いします

日本国内における人口減少が顕著になり、ただ求人しても募集がくる、給与を上げれば定着する時代ではなくなりました。スカウトで採用できたとしても受け入れに足る、その人が成長できる環境でなければ遠からず去ることになるでしょう。
 「人材開発により現在働いている方がより力を発揮する。」「御社の業績が上がる。」「待遇、労務環境を整備する余裕ができる。」「御社で働きたい人が集まる。」この好循環を構築するために社会保険労務士の枠を超えHRビジネスパートナーとしてもお手伝いさせていただきます。